ずっと前にも借りたなあ^^;でも改めて良かったので。 表向きのストーリーとしては、2次大戦中ナチに追われケニヤに移り住んだユダヤ人家族の話で、内向的だった娘やぎこちなくなった夫婦が壮大なアフリカの地や人々のお陰で前向きな気持を得てゆく、という感じで、それはそれで良い話でした。 裏向きというか個人的に感じた事は、ヒトラーという1人の人間を悪者にして自らを正統化している世界に対して、映画中でも動物を生け贄にした祈りの儀式が何度か出て来たりもしたのですが、災いは自分たちが祈り捧げなかったから起ったのだ、と考えることのできるメンタリティーが(現状は知らないけど)このケニヤの人々にはあって、この家族が本当に感じて、最後は自分たちユダヤ人の命を奪ったドイツという地に戻ろうと決意した、というのはそれではなかったのかな?と思います。 そのメンタリティーは東洋というか仏教的には持っているものじゃないかと思うのですが、だいたい「権利」なんて言葉はキリスト教文化からの悪しき輸入品なのかもしれませんね。 それはそうと、ケニヤの子供たちが演技なのか素なのか?とても自然な姿で遊んだりしていた姿がとても良かったし、そこは良く撮れたなあと感心しました。 あ、もう1月も終わりですがしばらくバタバタしてまして、いや2月もしばらくバタバタします。
by Moriyasu_Hase
| 2013-01-30 22:00
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