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道具論ー栄久庵憲司

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「道具」という言葉を改めて考えておきたいな、と読んでみました。
インダストリアルデザインの草分け的なGKデザインでメダボリズムグループにも入ってましたが、他の建築家たちと違い言ってる事は感覚的で余り論理的でなく、少し破綻気味かもw
「道具はもの事の論理と倫理を構造化したものである。倫理はその目的、行く手『道』である。論理は物事の存在理由を具象化、具体化した『道具』における『具』である。」とはその通りだと思いますが、彼らが「道具」という失われかけていた言葉を生き返らせたようですからそこはとても評価すべきだと思います。
「道具は人の幸せのために身を挺して尽くす。人の心を支えて、人の存在を高め、深めてくれる。道具は人に作法を教え、人を躾ける力を持っている。。」のであり、道具には命が、そして道具世界があるのだけれど、大量生産消費社会の中で、それが失われかけている事を危惧し、「道具世界にたてる五つの誓い」を掲げる。
1、健康で正しい道具を生み出して行く仕組みづくり
2、道具の病院をつくる
3、道具の高齢化社会の実現
4、生活道具の歴史博物館をもつ
5、道具の存在としての正と邪を裁く裁判所をつくる。

え??という内容と感じられるかもしれないけれど上記のように道具を生きたものとして捉えるなら決しておかしな主張ではなかろう。

あと、あの2001年宇宙の旅を引き合いに出すのだけど(久々に観てみました)猿人が動物の骨を握り、叩く,という事を覚えるところから始まりその投げた骨が宇宙船に変わるという絵は秀逸だなと思うし、実際単純な道具の延長に宇宙船もあるのだろうし、最後には宇宙船をコントロールしているコンピューターHALに感情?が芽生え、間違った目的を正そうとするというストーリーで、栄久庵さんもそれに深く共感しているようなんだけど、どうも、上で言う道具が生きているとか感情がある,という事と、コンピューターやロボットに感情や命が芽生える,という事は本質的に違う事だと思うのに、栄久庵さんはそれを混ぜているのが、僕にはどうも違和感がありました。
もちろん広義にとらえればどちらも道具なのでそう言いたいのだろうけれど、本当に道具という世界と取り戻したいなら,狭義の道具、つまりもっとプリミティブで感覚的に人間の手の延長として使える範囲のもので、使い込む程に良くなったりして、モノとしても美しいもの、として考えたいし、栄久庵さんも書いていたけれど、宇宙船なんて美しいなんて考えたらつくれないし即物的になるしかないから、やっぱり機械の延長なんじゃないかと思う。そしてそう言う意味では、建築や住宅は、決して「機械」ではなく「道具」かと。
追記)僕なりの定義としては使う程に質的に向上するのが道具。刃物などつまり職人業的な。PCだってゲームだって向上するだろ?ってのは違って速度が早くなるだけで数人がかりでやれば同じことができるならそれはやっぱり機械と呼ぶべきだから、宇宙船は機械。それをつくる過程では道具や職人が必要かもしれないけれど。

でも,その辺りを自分なりに整理して読めば、道具というものの大切さを感じさせてくれる書だとは思います。

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by Moriyasu_Hase | 2013-12-23 15:47

大地震

本当に大変なことになっているようですね。
いくら周りが騒ごうが、助けようが、やっぱり被災者の皆さんに成り代わることはできないですが、、少しでも早く色々なものが戻る事をただ祈り願うだけです。。
阪神の時は僕は尼崎に居て、かなり恐ろしい思いをしたり部屋の中はぐちゃぐちゃでしたが建物は無傷で、その後もすぐに仕事漬けだたったりして、被災した、とは言えないかもしれません。
時が癒してくれる事もあれば、戻って来ない事もあります。
何かできる事を!という気持ちもありますが、まずは私の仕事は人命にも深く関わる仕事だという事を改めて感じながら日々の仕事をしてゆこうと。
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by Moriyasu_Hase | 2011-03-12 17:04

ESPERANZA SPALDING

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グラミー賞受賞とかって情報から軽くまとめて買ってみたのですが、最近ずっと聞いてます。
いや、天才。
天才って言葉は、本当に楽しげにやっている方に相応しいけど、楽しそうなんだな〜。だからこちらも楽しくなる。
僕は正直音楽は全然詳しくないですが、芸術や建築との対比で考えてみると、「音符」ってルールがこれだけ普遍化しているってことって、こちらの世界から言わせると、結構不思議なんですよね。でもその共通言語っていうのはほとんど文句がないからこれだけ普遍化しているのかなあ??
そして「絶対音感」なるものがあることもそれを裏付けるのか?

建築も「凍れる音楽」だなんて言われるけれど、そんな音符のようなルールって、作ってきた(オーダーや木割などなど)けれど、決して普遍的でもなんでもない。
そして音楽には音符ってルールがあるからこそ、逆に本当に多様で美しい音楽が生み出され続けているけれど、建築の世界に出来たルールは,表現の巾を狭めるだけになってしまっている。

音楽って、数学に近いのかな。
建築や芸術のように、環境や時代や陽の当たり方なんていうものに影響されないある種閉じた世界の中で完結しうるというか。。
つまり、視覚というのはそんな性質で、一方の聴覚は視覚ほど情報量が多く無いという事かなあ。。

と、思いつくままでした。
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by Moriyasu_Hase | 2011-03-10 20:53

昨日は

楽しく、またついつい飲み過ぎてしまいました。(反省です)
結局14名(一人はおこちゃま)になり、賑やかに時間が過ぎ、また写真を撮り忘れました。
初対面の方も数名。新しい出会いが何かのきっかけになりそうでもありました。

月1回くらいやりたい気持ちですが、準備と片付けがやはり大変で、参加者で当番みたいにしたら?とも言われました。それならいいなあ〜。

参加された方。コメント欲しいなあ(笑)

そういえば、やっとうちの写真をアップしました

追伸、紺色の小さい布袋忘れ物ですが、どなたですか?
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by Moriyasu_Hase | 2010-11-29 13:15

オフ会パーティ

予告しておきながら済みません。
28日(日)にやろうと思いますがいかがでしょう?
土曜はうちも一応仕事ですし、日曜の少し早い時間から、外の景色の移り変わりを見て頂くのも良いかと。17時からの予定としたいと思います。

結構キャパはありますので、余り少ないと寂しいですから、遠慮なく参加希望のコメントなりメールください。hasem@hase-a.comまで
参加料千円、もしくはその程度のお酒かつまみなど持参ください。入浴料はとりません(笑)
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by Moriyasu_Hase | 2010-11-15 14:13

建築というお仕事

昨日書いてアップする前に寝てました(笑)ので昨日の話です。

ちょっと飲んで語り合って、仕事という言葉について考えていました。
「仕事」って漢字は何だか意味ありげだけどちょいと調べる限りでは「仕」というのは「する」という言葉のサ行の当て字のようでがっかりでしたが、僕には「仕える事」というそのまんまの意訳がとても相応しいように思えます。
言い換えれば「天職」というだけなのですが、やっぱり仕事ってそうあるべきで、決して貨幣経済に仕えるんじゃなくて、人間の在るべき姿に仕えるべきものなんだと思います。
人間の在るべき姿って何?というのは、、まあ宗教じみた話になりかねないし、でも宗教的なものが、その世界にも存在し不可欠であったという事を考えても分かるように、人間に足りない何か大切なものの補ってくれたんだと思うので、そんな類いのものだと思います。
でもただ、地球は平面だと思っていた方が良かった時代では今は無いので、今の知の枠組みの中で、今の私たちなりに考えるべき事なのだと思います。

そんな事は多分、言われなくても分かっているはずなのですが、でもそれが出来ない理由は、様々な「足かせ」が私たちを離してくれないかななんでしょうね。。
でもその足かせは、自覚的になれさえすれば、外す事ができるはずです。
でもその自覚的というのがとても欠けてしまっている。

なんでこんな事ばかり考えているのか?というと、建築はとても長く残り、また他人にも否応無しにその存在を押し付けるという、余り他にはない存在ですし、それを考える設計者というのは、数十年以上後に対して責任を負うべきだから、こんな事を考えるのは義務だと思っています。
構造的にきちんとつくったって、人間性にかけた場所であったり、エコだとか言ったって、愛されない建物で早く取り壊されたり、身の回りで工事が始まるたびに悲しい気持ちになります。
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by Moriyasu_Hase | 2010-08-31 21:38

泳ぐー魚

たまにはどーでも良い話でも。
最近、以前より真面目にジムで泳いでます。
40近くなったけど、ローンを背負って、まだまだ若々しく?働かなきゃならんので。
あと、最近真面目に仕事に追われているのもあってか、やせた、とたまに言われます。
ん?やつれている??
性格がMなようで(笑)、自分を追いつめるのは嫌いじゃないようです。
とか言って、泳いで帰って、ちょっと飲み過ぎたりはいつものことです。

泳いでいて思うし、自分も多少調子良く泳げていると気持ちよいのですが、もっと上手に泳ぐひとたちを見ていると、美しいなーと思うし、僕は昔から魚が好きなのですが、魚が水の中を自由に泳ぐ姿というのは、ともて好きです。
空気圧と比べて水圧は比較出来ない程強いので、陸上の動物が概ね緊張感が感じられない形態をしているのに対して、魚というのは、概ね、水中で泳ぎ回るに適した緊張感のある姿をしていると思います。
でもその緊張感を備えつつも、形も色もとりどりな魚たちというのに、何だか惹かれたんでしょうね。いわゆる単なる分かりやすい機能美ではなく、微妙な曲線が、よく見ると泳ぐ為に適しているというような。
で、沢山の魚を買っては殺してしまってきました。随分前にやめましたが。
罪深い事ではありますが、水槽の中の世界を見続けて実感出来たのは「宇宙船地球号」の世界。
水槽の外からだから気付けたのかもしれません。
この世界を見ている限り、社会の総体としてはその事には気付いていないというか、意図的に気付かないふりをしているようにしか見えません。

やっぱり、どーでも良い話ではなくなりました。
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by Moriyasu_Hase | 2010-06-16 23:01

政治とかいろいろ

僕は建築が職能だから建築の事には自分なりの批評ができるつもりだけど、政治の事は難しい。テレビでは無責任なひとが無責任な事を言っているけれど、相手に影響を与え得る発言には相応の責任が伴うと言う事を知れば、バカなコメンテーターも減るだろうと思ったりもする。
職業というものは神聖なものだと思う。
人の為になる職業であれば、誰もが何らかの使命感を持って成っているはずだと信じる。
そうであるなら、その使命感に任せるのが一番良いはずだとずっと思ってきた。
中途半端な知識や自己主張でその使命感の足を引っ張るなと。
横やりを入れれば入れる程、彼の使命感も責任感も損なわれ、結局こちらの不利益になる。
信じられない事の多い世の中になってしまったけれど、信じるに値する人間もまだまだ居るので、でもバカなメディアに振り回されずに、信じる事を取り戻さなければいけないのかなと思う。

僕も信じてもらえれば、それ以上の仕事をしたいと思うから、こんな事を思います。
もちろんその前に、自分が信じるに値する人間で居なければと、難しい目標を掲げながら。

そんな大きな事でなくても個別の人間関係でも、信じなければお互いの良い関係につながらない事ばかりですよね。
僕なりには信じる事から始めているつもりだけど、何か裏切られた気持ちになってしまうととてもやりきれなくなりますし、僕もそんな失望を与えてしまった事少なからずあったと思います。

何が言いたいかって、信じる事ができない世の中なんて良くなるはずがないし、でも本当はほとんどみんなが、信じられたいと思って生きているはず、でも、その気持ちを誰か大きな力が失わさせてしまっている、そんな悲しい世の中ですが、そんな事言わずにまずは近くの人を信じてみたいですね、と。

きっと菅さん、がんばりますよ。
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by Moriyasu_Hase | 2010-06-04 22:34

Coral Reef

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最近週2ジムで泳いでます。実はもう十数年ボチボチ続けてきたのですが、泳いでも週1回が良いところだったけど最近は頑張ってます。40も近づいて来たし体力落としたくないし、何より泳いでいるのは結構好きです。昔Tarzanの特集買ってそれ読んだくらいで我流なので、誰かちゃんと教えて〜って感じですが。

で、珊瑚礁というのは恐ろしく美しいですねえ〜。つながりがおかしい?

元々海や川や魚とかが大好きで、中学から大学くらいまでは結構大きな水槽で熱帯魚を飼っているような(ネクラな)ヤツでして、実は海水熱帯魚やサンゴも飼っていたほどちょっとマニアでした。意外?
ずっと飼っていて身にしみて分かった事は一つ。宇宙船地球号じゃないけど、水槽という閉じられた環境というのはちょっとしたえさのやり過ぎ、新しい魚が入った事などですぐに死んでしまったりします。
このDVDもサンゴ礁が消えつつある事を追いかけていましたが、温暖化や魚の乱獲、島での森林伐採による泥の流出などが原因のようです。
僕は基本的に減少しつつある種だからといって変に保護的になるのは単なる人間中心の自己満足だと普段は思って言っているのですが、でも、サンゴ礁は守って欲しいなあと矛盾した事を感じました。(でも昔飼っていたということは破壊に加担していたのですが。。)

でも森林もそうだけど、神秘を感じさせるものは人間が生きる上では不可欠なのかなと思います。

あ〜またサンゴの海で泳ぎたいなあ〜。
行けるように仕事がんばらなきゃねえ。
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by Moriyasu_Hase | 2010-03-19 21:43

2月20日にやります!

先日書いた件で、とりあえず2/20(土)18時からとしようと思います。
企画もはっきりさせないまま(笑)
とにかく僕らにはもっとお互い自分を語れる場が必要だという漠然とした気持ちで。
お互い長い短いはあっても、全く違う人生で、全く違う経験で、全く違う事を感じながら生きてきているんだから、くだらない事と思っても違う人生を送ってきた人間には興味深いものです。

でも何かルールは必要です。

思い切って話してみること。
そしてその言葉が、小さくてもいいから何かを変えるんだと信じること。

と、思いつきのように書きましたが、皆さんはどう感じるのだろう??

以前まちづくり活動に首を突っ込んでいた頃、でも、まちづくり、って何なんだろうと、何を読んでも分からない時期があって、とある方の話にすごく納得しました。
身の回りの小さな事から良くしようとすれば、それがまちづくりだって。

まちづくりじゃなくても、僕たちの生きる事って、本質は一緒じゃないかなと。
でも、良くしようと思えば、やっぱり自分も発言し、参加しなければならない。小さい事でいいから。

あ。また語ってる(笑) 。

別に宗教でも勧誘でも何でもないので、もし良かったらご参加ください。まあ飲みたいだけでもいいですが、会費は取りますので!
場所を決めるためにも、今週中に連絡くださいね。このコメント欄か、hasem@hase-a.comまで。
恥ずかしければ覆面で来て下さい。もっと恥ずかしいと思いますけどね。

細々とでも、継続して何か続けてゆくつもりです。
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by Moriyasu_Hase | 2010-02-01 22:34