誤診/First DO NO Harm

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1997年の映画、ずっと前に一度見たなあ^^;
主演のメリルストリープがこの実話に感動して映画化されたそうな。
オリジナルタイトルの「first do no harm 」は映画の最初に流されるのですが、ヒポクラテスの誓いにある意志の倫理の宣誓で、北米の医学校のほぼ全ての卒業式で使われているらしい。
こういう考えれば当たり前の事を常に意識していないと人の生死や大切な部分に関わる仕事をやる資格はないと誰でも思うと思うけれど、この映画の「誤診」って訳もおかしくて、この映画の中で医師はその世界で正しいと「されている」処置を行なっただけであり所謂誤診をしたわけではないのですが、息子を助けるために図書館で必死に探した母(メリルストリープ役)が見つけた、絶食と食事療法による治療、という可能性を、その医師は実はしっていながら伝えもしなかった、怒りが生まれ、結果その子や多くの患者たちが完治してきたそうです。(映画にも実はそれで完治した一般人が何人も出演したと最後に紹介されます)

考えるとなかなか複雑です。
例えば僕ら建築を設計しますが、地震が来て倒壊して人命を奪う恐れもあるし、現に過去はそうでしたし、竪穴式住居みたいな簡易なものならほとんど人命は奪わないかもしれない。そのときに可能性として今の建築主にそんな簡易な建築を薦めるべきなのか?という事に似ています。
僕は少なくとも高層ビルよりは低層で生活したり仕事したりするべきだと考えて実践はしていますが、、大設計事務所で常にビルの設計をしているのに業務でそんな事が言い出せるのか?という事でもあるのですが、ただ大切なのは情報としては選択肢を与えられるべきだという事かと思います。
「うちじゃやりませんが、こういう方法もあるようですから資料お渡ししますしご検討下さい」
とこれを仕事で言うのも現実的じゃないですよねw

根っこにあるのは、世界が排他的だという事かな。
医学会は恐らくそういう薬物に頼らない治療に対して排他的。
建設の世界は簡易にお金のかからない方法で建てたりすることに排他的。
だからそんな良い実例があっても決して選択肢として伝えたりしてくれない。
まあ国もその大きな側に加担してますから期待はできませんが、今時はネットで色々探せて便利ですよね。

余談ですが実は私、中学生の頃、慢性鼻炎に苦しんでおり、母が見つけた新聞の小さな記事にあった「トリクロロ酢酸」というのを耳鼻科で塗ってもらったらそれきり治ってしまいました。
思い出すと耳鼻科も言われたから嫌々やっている風でもあり、その後その治療法を耳にする事もありませんが、ネットで捜せばそれなりに見つかります。
実はそれが特効薬でもあるけどそれをやっちゃあ儲からない(他の治療なら通院させる)から大きな情報にならないんじゃないか?と勘ぐっています。
もしかして花粉症にも効く?お困りの方は調べてみてください。
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by Moriyasu_Hase | 2012-03-07 09:52 | みるーよむーかんがえる
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